ご案内(受診方法は一番下にあります)
兵庫県宝塚市のみやざわクリニック(院長:宮澤大輔)にて、新型コロナ発症後1か月以上経っても消えない症状で悩んでおられる方の来院での対面診療を行います。(コロナワクチン後遺症の診療も可能です) ※遠方の方は今後オンライン診療も行う予定ですので、少々お待ちください。
院長は現在眼科診療をメインにしておりますが、継続的にアレルギー性疾患(喘息、アレルギー性鼻炎、じんましん、アトピー性皮膚炎など)の診療も行っております。また、開業前は総合診療科の経験があり、京大病院総合診療科で初診外来を3年間や、外部の総合病院内科での外来担当、小児含めた一般診療の経験があります。また、コロナ禍では中性洗剤の消毒薬使用の普及(経産省にインタビュー受ける)、危険因子が肥満であることの論文、コロナへの吸入ステロイドに関する論文、原因不明の小児肝炎を解明した論文などが米国ウイルス学雑誌に掲載され、ECDC(欧州疾病予防管理センター)に引用された論文など積極的に発信し、日本でも有数の新型コロナ専門家として、地元サンテレビやTBS news23へ出演、週刊誌の取材を受けました。
ミクログリア活性化抑制とTreg(制御性T細胞)誘導を狙う
なお、残念ながら現在新型コロナ感染後の後遺症に臨床的な科学的根拠(エビデンス)のある治療はまだありません。
一部の医療機関で上咽頭擦過療法(EAT)や漢方薬の処方等が行われているのみです。院長は日本でもまだ新型コロナ後遺症が認知される前からその存在の可能性を指摘し、そのメカニズムに関して考察して来ました。「体内(脳を含む)に何らかの炎症がある」ということは間違いないようです。その炎症の原因は二つ考えられます。
①ウイルスの持続感染による炎症の持続。②持続感染を原因としない何らかのメカニズムによる炎症の持続、です。女性は免疫が男性より強く、女性に多い点は免疫に関係していることを暗示します。
他の医療機関と同様、当院が提供するコロナ後遺症治療も効果のエビデンス(臨床的証拠)はありません。理論的に効く可能性のある薬を試して頂くという形です。全く効果が無い可能性もあります。
倦怠感やブレインフォグなどで着目するのは②の特に脳のミクログリアという細胞での炎症です。ミクログリアの活性化・炎症を抑える可能性のある治療を行うことで症状を緩和しようというものです。また、脳の症状がある方も無い方も、過剰な免疫を抑制するTreg(制御性T細胞)というリンパ球の働きを補助したり、IL-6などのサイトカインという炎症性の物質を減らす可能性のあるアプローチを行います。臨床的なエビデンスはまだありませんが、基礎的な研究の論文は存在しますのでご希望の方は診療時にご説明いたします。高価な薬やリスクの高い治療は行いません。この二つのアプローチはコロナ流行前から着目しており、同意の元で膠原病や精神症状に対し長期で使用し良い感触を持っており、次世代の治療になるのではないかと考えていました。
エビデンスが無いために健康保険の適用は無く、ありえる副作用等を十分に説明させて頂き、承諾書を頂いた上で自費診療での適用外使用で処方いたします。診察の結果によっては薬の処方を行わない場合もあります。
コロナワクチン後遺症に関しても原則として上記アプローチを行います。コロナ後遺症だと思われていても、たまたま他の疾患が発症した可能性を否定する必要がありますので、診察の結果では他の医療機関の受診を紹介する場合があります。
受診方法(料金等、予告なく変更しますので必ず毎回予約時に最新をご確認下さい)
遠方の方は今後オンライン診療も行う予定ですので、少々お待ちください。
後遺症診察は診療受付日の午前11時30分に1日2名(月木は1名)です。予約が早い順にお呼びします。後遺症診療を行わない日もあります。到着後書類などをご記入いただく時間があります。1-2時間診察までお待ち頂く可能性があります。院内ではマスク着用が必要です。
診察を希望される日の7診療日前から電話での予約を受け付けます。
後遺症診療に関する予約及びお問合せの電話受付時間は、診療日の午前8時30分から9時15分と午前11時30分から午後12時10分まで(クリニック代表番号 0797-84-5222)です。それ以外の時間の予約電話はお受けしかねます。
原則自費診療ですが、健康保険証、各種受給者証はお持ちください。初診料は1万円、再診料は5千円です。2か月以上間隔があいた場合、無断で予定の受診をしなかった場合、対象疾患が変わった場合は初診に戻ります。その他、処方箋料や薬剤の院内処方、紹介状や各種検査を行った場合(後遺症診療では検査は行わず問診だけが殆どです)は 保険点数の1点を10円として10割負担で別途必要です。診断書は3千円です。
薬の院外処方があった場合は調剤薬局にて、自費での薬の料金+調剤料がかかります。(調剤薬局によって料金が異なる可能性があります。)
※市区町村民税非課証明書、生活保護受給者証、母子家庭医療費受給者証を持参された方は、初診料及び再診料は4分の1(初診2500円、再診1250円)です(今後予告なく変更の可能性あり)
※標準報酬月額28万円未満の区分の「限度額適用認定証」を持参された方は初診料及び再診料の合計の月額上限を1万円とさせて頂きます。(今後予告なく変更の可能性あり)国保の方は市役所にて、社保の方は健康保険組合にて希望すれば発行されます。代理人、郵送やインターネットでの申請も可能です。